チェリーの丸座卓の製作に取り掛かりました。
今回の天板は直径1100ミリで、板接ぎの枚数は6枚です。この状態で一晩置きます。
カンナをかけて面を整えます。次の工程は反り止めの溝を作ります。
小さなお子様用の椅子と机の在庫が無くなっていたので、椅子を5脚・机を2台まとめて作る事にしました。
荒木取りして置いた材料を規定の寸法に削ります。作業しやすい様に椅子・机の材料寸法を統一してあります。
後ろ脚の加工です。背もたれが後ろに倒してあるのでその分手間がかかります。(その方がかわいいから)
カンナをかけます。最近は組み立ての前に一度オイルを塗ってます。
左の写真は机の幕板ですがホゾとホゾが当たるので、中で組み合う様になってます。組み立てたらクランプで固定して養生します。
奥の3つが板座で手前の方がペーパーコード編みになります。実は一脚先に注文があり早々に旅立って行きました。ペーパーコード編みの椅子は次の手光の時に持って行って実演しながら編もうかと思っています。
椅子・机とも完成したらまたブログで紹介します。
随分間が空きましたが座卓の製作の続きです。
荒木取りして置いた板を目的の寸法に削ります。やはり少しですが反りやねじれが出ていました。はぎ合わせ作業は1人では大変なので嫁に手伝ってもらいました。ざんねながら写真はありません。クランプで固定して一晩養生します。
裏面にカンナをかけます。繊維方向に対してまずは横ズリ、次は斜め、最後に繊維方向に合わせて削って仕上げます。
反り止めを入れる溝を掘ります。この溝は先に向かって細くなっています。
ハンマーで叩いて入れますが、最後の5センチくらいはクランプで締め込みます。かなりキツキツです。湿度の変化で天板が動けるようにボンドを塗ったりビスで固定したりしません。
入り口に蓋をして終了です。明日は表面を仕上げていよいよ完成です。
今日は朝から(しかも5分位の間に)嫁がムカデを熱湯で屠り、工場ではスズメバチと一騎打ち、外では猫が捕らえた巨大ネズミを蹂躙… 山の中生活を満喫しました。ムカデはごま油につけ込まれて、やられた時の特効薬に。住みだして5年近くなりますが、幸運にもまだ一度もやられてません。
製作記始めます。今回は引き出しの製作。
まず引き出しの高さを決めます。湿度による変化を見越して、開口部の寸法より1%ほど小さくします。次に幅を決めます。こちらは開口部ぴったりにして、最後の仕込みの時に削って調整します。
ホイルマーカーで毛引き線を引いてから仕口を割り付けます。残す部分を間違えないようにマルペケを付けます。
機械で切り込んでからノミで仕上げます。
現物で墨を写してから手ノコで切り込んでノミでさらいます。
こんな感じに仕上がります。きちんと隙間無くする為、入り口はぴったりで奥に向かいほんのちょっとだけ深くします。
上下の引き出しの前板を一枚の板から切り出したので、木目が揃っています。
最近の娘のブーム、ツツジの蜜のテイスティング。お向かいのツツジが一番甘いそうです。
最近伊藤家ではみんな咳が続いていたんです。咳以外の症状もないし娘と嫁は順次快復したんですが何故か自分だけなかなか治らない。おかしいな~と思っているうちにだんだん調子が悪くなってきたので病院に行ってみたらなんと肺炎しかも結構こじれてる。入院までは無いけど無理も出来ないので、仕事のペースを少し落としています。うーん健康が一番大事ですね。 では続きから。
ルーターで棚板をはめる溝を掘ります。右はホゾ穴を掘っているところ。
全ての材料が整いました。組み立て行きます。スコヤでカネ(直角)を確認します。カネが出て無いと後で引き出しの仕込みが上手くいかなくなります。
カンナで目違いを取ります。右は仕口の部分ですがわざと少し出るようにして削ってぞろにします。
こんな感じに成りました。これから天板、引き出し、背板を作って完成です。