キッチンカウンターの製作ネタも今回で最後になります。
写真に写っている細長い穴は、天板を止める駒を入れるためのものです。これも板の動きに対応するためのものです。この様に差し込んで下からビスで止めます。
組み立てていきます。工場の温度が低くボンドの硬化に影響しそうなので、暖かい部屋に置いてます。
伸ばしていた部分を切り落とします。ほんの少し残してあとは鉋で削ります。
鉋の歯は二枚ありまして、用途に合わせて研ぎの角度が変えてあります。この様に木口を削る時は、左の角度の浅い方を使います。右の写真は鏡板を芯で止めるため丸棒を打ち込んだところです。これで湿度の変化に応じて左右に動きます。
引き出しのツマミを旋盤で作ります。微妙に違いますがご愛嬌… あとは棚板を作って、ガラスを入れて、止駒を作って…
この様に最後の方は派手な作業?はもうありません。完成に向けて粛々と進めていきます。完成した写真は納品後に掲載しますのでお楽しみに。お付き合い頂き有難うございました。(次もやりますよ〜)