テレビ台の製作 2

12月も半ばを過ぎて日に日に寒さが増してきました。この冬は薪が不足ぎみなので節約して使っています。しかし薪の確保(お金を掛けずに)は本当に大変だな~頭が痛い。

imageimage

昨日はぎ合わせた側板に鉋をかけて目違いを取ります。平らにしてから作業を進めていきます。決められた寸法にカットしていきます。はじにみえるマスキングテープはカットした時に角が欠けないように貼ってあります。

image

四隅のカネ(直角)がきちんとでてないと組んだ時にねじれたりして、建具や引き出しが上手く収まらない原因となるので、最初の木作りの作業が特に大事です。

imageimage

組手の加工に入ります。今回の組手は ‘包み蟻形組み接ぎ’ もしくは ‘ハーフブラインド ダブテール’ 要は蟻で組むけど正面からは見えないですよ〜と言うことです。ちなみにダブテールとは鳩の尾っぽのこと。まずは尾っぽのほうから始めます。毛引きで木の繊維方向に対して直交する墨を切ります。鉛筆で墨を割り付けたらノコで挽いていきます。

imageimage

ノコ挽きの次はノミで彫っていきます。まずは墨線から1ミリくらい残して彫って、最後にピシャッと仕上げます。

imageimage

次に相手の板に現物で墨を写してノコで挽いていきます。ちなみにこちらはピンといいます。

imageimage

墨線の内側をノミで彫ったら最後に微調整して…上手く収まりました。この作業で大体2日くらい、前よりだいぶ早くなりました。もっと上達してより早くより綺麗に、 まだまだ先は長いようです。